節分豆・福豆コラム♪節分の豆食べてますか?知って得する節分豆のマメ知識。

節分の豆、食べてますか?

せつぶん2月2月3日は節分ですね。

節分には豆まきに使った煎り豆を年の数だけ食べるとその一年は健康でいられるという言い伝えがありますね。

煎り豆はお寺の節分会などに参加してお土産に頂いたり、お子さんの幼稚園や保育園で園児たちがイベントで持ち帰ってきたり、その時期になると目にします。

節分の豆まきでは落花生を使ったり小豆を使う地方もあるようですが、大豆を煎ったものが一般的に使われています。今回はこの大豆についてのマメ知識をお届けします。

節分豆の大豆。日本人の食卓に欠かせない大豆、その起源

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大豆は和食の中で「畑のお肉」と言われるくらい良質のたんぱく質があることが知られていて、みそ、しょうゆといった調味料の原料にも欠かせない物です。

栄養価の高い発酵食品である納豆も原材料は大豆ですね。

その他、豆腐、湯葉、豆乳、黄な粉、若いうちに収穫する枝豆、本当にたくさんの食材になっています。

このように日本人の食卓に欠かせない大豆の起源はとても古く、古代の「ツルマメ」が食料とされ、栽培されるようになったのがシベリアアムール川流域に始まり紀元前三世紀から紀元後七世紀に栽培種ダイズがアジア各地域に伝播していったと推定されています。

日本の古代でも「ツルマメ」が食料とされていましたが、栽培種のダイズは中国から縄文時代~弥生時代初期に渡来したとされています。

栽培の記述は「古事記」「日本書紀」に見られます。

欧米に知られたのは意外に遅く、元禄時代になってから日本へ来たオランダ人に紹介されてからです。その後も欧米では食材としてあまり注目されませんでした。タンパク質は肉類から摂取できたから必要とされなかったのでしょうか。

古代から日本で食品としての大豆が重宝されてきたのには、それなりの栄養価が認められていたからでしょう。欧米と比べて肉類の摂取量が少ない日本人にとって大豆が重要な食物となったのは理解できますね。

とっても豊富。大豆の栄養

170960それでは、古代から認められてきた大豆の栄養はどんなものでしょう。

<タンパク質>

まず、よく知られているのが良質の「大豆たんぱく質」ですね。

このたんぱく質は血糖中のコレステロールや中性脂肪を抑える脂肪組織に働きかけて、メタボを抑える善玉ホルモンの分泌を促進します。

<大豆イソフラボン>

近年知られるようになった大豆イソフラボンの効用は更年期の不調の改善、骨粗鬆症の予防、肌の老化改善などがあります。

<カルシウム>

大豆イソフラボンとの相互作用によって強い骨を生成するのです。

<ビタミンB1、B2>

ビタミンB1、B2は疲労回復の効用が良く知られていますね。

<大豆レシチン>

大豆の油脂成分である大豆レシチンは細胞膜の原料となり美肌作りや脳の活性化に関与します。

<マグネシウム>

マグネシウムは血圧の安定化、便秘の解消に効果があります。

<大豆オリゴ糖>

オリゴ糖は腸内細菌のエサとなり腸内環境を改善します。血糖値や中性脂肪の上昇を抑え動脈硬化やガンの予防に効果があります。

<食物繊維>

食物繊維も多く含まれています。腸内環境を整え便秘解消、大腸がんの予防、コレステロールの低下に効果があります。

<大豆サポニン>

大豆のアクの成分である大豆サポニンは強い抗酸化作用があり、血液サラサラ効果、糖化たんぱく質の排出効果、中性脂肪低下効果があります。

<ポリアミン>

近年知られるようになったポリアミンは母乳に多く含まれる栄養素で、細胞分裂や増殖の制御に効果があり、アンチエイジングの本命とも言える栄養素です。

<そのほかの栄養素>

その他にも葉酸、アルギニン、カリウム、亜鉛、鉄など優れた栄養素を多く含んでいます。

栄養の効果を並べてみると、若々しさを保つのに効果がある栄養素がたくさん含まれているのがわかります。古代から続けて摂取されてきたというのは、大豆がすぐれた健康食品であることを日本人にはわかっていたのでしょうね。

 

 

実はたくさん!大豆の種類

494741「大豆」と一口に言っても現在ではその種類・分類は多数あります。

これは大豆の栄養価が非常に注目され、それぞれの地方での育成に合った品種、それぞれの食品に合った品種が改良されていった結果と思われます。

有名なところでは北海道の鶴の子大豆がありますよね。今ではこの鶴の子も「わせつるの子」「白鶴の子」「つるの子」などの品種があります。鶴の子は大粒で甘みがあり煮豆が最適とされています。

 

もうひとつ北海道の有名品種にスズマルがありますが、こちらは小粒で納豆用に開発された品種です。納豆には見た目や風味が優れている品種ですが、味噌や醤油には向いていないのだそうです。

「だだ茶豆」のように枝豆専用に開発された品種もたくさんありますね。

このように種類がたくさんある大豆が用途や調理法に合ったものが使われていたなんてあまり知られていないかと思います。

節分豆・福豆には風味豊かな「みなとやの煎り大豆」をどうぞ♪

665005みなとやで販売している節分用の煎り大豆は北海道産の「大袖振」という高品質の品種を使用しています。

風味が豊かな薄緑色の振袖大豆を、加減をみながら自家製で煎り上げていますので、間違いなしですよ。

 

 

節分福豆160円袋

福豆160円袋販売価格:160円(税込)

薄緑色の良質な北海道産の振袖大豆を煎って和紙袋にお詰めしました。

幼稚園や保育園などの節分イベント・豆まきに最適なサイズのプチギフト仕様のお豆です。

節分イベントでは、この袋のままでまくこともできます。

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鬼と福面入り福豆(節分豆)

鬼と福面入り福豆販売価格:650円(税込)

大豆の小袋と砂糖大豆の小袋が入っています。

鬼の面とおたふく(お多福)さんのお面をあしらってあります。

お守りも入っておりますので、食べて美味しい節分の縁起物の贈り物として喜ばれてます。

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