青木毅司
煎餅・豆・菓子処「みなとや」の三代目昭和49年老舗煎餅店に生まれ、子供の頃より店舗や工場にて二代目の背中を見ながら手伝いをしていました。煎餅製造の世界に身を置く職人としての想いは伝統的な製造方法を守り効率はもとめず手作りやこだわりの材料で煎餅作りを続けています。特に節分福豆やひなあられ 等の季節行事のお菓子を伝承していくことに力をいれています。菓子作りのコメント・監修として数多くのテレビ番組にも出演。出演番組:テレビ東京「和風総本家」日本テレビ『news every.』等

お詫び菓子折りとは、仕事や私生活で迷惑をかけた相手に対して、謝罪の言葉とあわせて持参するお詫びの品のことです。ただお菓子を渡すのではなく、申し訳ない気持ちや相手への配慮を形にして示す役割があります。そのため、お詫び菓子折りを考えるときは、何を選ぶかだけでなく、まず謝罪が主であり、品物は補助であるという前提を押さえることが大切です。
とくに対面でお詫びをする場面では、手ぶらよりも気持ちを整えて訪問しやすくなりますが、菓子折りがあれば十分という意味ではありません。最優先なのは、あくまで自分の非を認めて丁寧に謝ることです。そのうえで、お詫び菓子折りは、言葉だけでは伝えきれない気持ちを補い、相手に対して失礼を重ねないための心づかいとして用いられます。
お詫びで菓子折りを持参する意味は、謝罪の言葉だけでは伝えきれない反省の気持ちと相手への配慮を、目に見える形で示すことにあります。相手は、迷惑や不快な思いをした直後であることも多く、形式的な謝罪だけでは気持ちが収まりにくい場合があります。
そのような場面で菓子折りを持参すると、「この件を軽く考えていない」「きちんと準備をして伺っている」という姿勢が伝わりやすくなります。つまり、お詫び菓子折りは高価な贈り物ではなく、謝罪に向き合う姿勢を補うものとして機能します。
また、相手に何かを返してほしいという意図ではなく、迷惑をかけたことへのお詫びとして差し出す点にも意味があります。そのため、派手な包装や過度に高価な品は、お詫びの場にそぐわないことがあります。相手に気を遣わせにくい価格帯で、落ち着いた見た目の菓子折りを選ぶことが重要です。
菓子折りを持参する意味は、単なる慣習ではありません。相手の立場を考えて選び、謝罪の場で失礼を重ねないための心配りにこそ、本来の意味があります。
お詫び菓子折りの渡し方には、基本の所作があります。ここで大切なのは、言葉を飾ることよりも、落ち着いた動き、相手に配慮した手順、失礼のない見せ方を守ることです。
まず、お詫び菓子折りは紙袋や手提げ袋に入れたまま渡さないのが基本です。袋は持ち運びのためのものなので、相手に渡す直前に取り出し、品物本体だけを差し出します。このときは、箱の正面が相手に向くように向きを整え、両手で丁寧に渡すと、所作全体が落ち着いて見えます。つまり、基本は紙袋から出す、両手で持つ、正面を相手に向けるの3点です。
また、渡す人にも配慮が必要です。ビジネスシーンで上司と同行している場合は、原則として上席者が菓子折りを渡します。これは、個人ではなく組織としてお詫びしていることを示す意味があるためです。実際にミスをした本人は、その横で姿勢を正し、謝罪の言葉を述べる流れにすると場が整いやすくなります。
個人宅への訪問でも考え方は同じで、玄関先で慌てて差し出したり、紙袋のまま渡したりすると、誠意より雑さが目立つことがあります。
大切なのは、慌てて渡さないこと、所作を簡潔に整えること、謝罪の流れを崩さないことです。控えめで落ち着いた動きで渡すことが、正しい渡し方につながります。

お詫び菓子折りを持参するときは、品物そのものよりも、まず謝罪の姿勢と相手への配慮、そして場に合った振る舞いが大切です。お詫びの場では、菓子折りを用意すること自体が目的ではありません。自分の非をきちんと認めること、相手の心情を考えて行動すること、失礼を重ねないことが基本になります。
また、マナーは形式だけを守ればよいものでもありません。たとえば、タイミングだけ正しくても、早口で謝ったり、相手の話をさえぎったりすれば印象は悪くなります。
逆に、完璧な手順でなくても、落ち着いて謝り、相手の反応を見ながら配慮ある行動ができれば、十分に誠意は伝わります。お詫び菓子折りのマナーを考えるときは、細かな作法の暗記よりも、謝罪を最優先にする姿勢、相手の負担を減らす意識、見せ方より中身を大切にすることを軸にすると判断しやすくなります。
お詫び菓子折りを渡すタイミングは、謝罪の場面でとても重要です。基本は、訪問してすぐに渡すのではなく、まずお詫びの言葉を伝え、相手の話をしっかり聞いたうえで、ある程度謝罪を受け止めてもらえた段階で差し出します。
先に菓子折りを見せたり、着席してすぐに紙袋から出したりすると、謝罪より品物が前に出るため、物で解決しようとしている印象や形式だけ整えている印象を与えやすくなります。そのため、訪問直後は菓子折りを相手から見えにくい位置に持ち、まずはお時間をいただいたことへのお礼と、今回の件に対するお詫びを落ち着いて述べることが大切です。
たとえば、取引先への謝罪であれば、入室後すぐに本題へ入り、「このたびは弊社の不手際によりご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と明確に伝えます。その後、状況説明や再発防止について話し、相手の反応を見ながら、区切りのよいところで菓子折りをお渡しする流れが自然です。
もし相手が強い不快感を示している段階なら、無理に渡そうとしない方が無難です。この時点で品物を出すと、謝罪の中身よりも手順を優先したように見えることがあります。
一方で、相手が話を聞いてくれたあと、場の空気が少し落ち着いたところで、「心ばかりの品ではございますが、お納めいただけますと幸いです」と添えて渡すと、気持ちが伝わりやすくなります。
お詫び菓子折りのタイミングは、時計の時間ではなく、相手の受け止め方で判断するものです。謝罪が先、品物は後、相手の反応を見て動くという順番を守ることが、失礼を避けるうえで大きなポイントになります。
お詫び菓子折りの渡し方にも、基本のマナーがあります。ここで大切なのは、言葉を飾ることよりも、落ち着いた動き、相手に配慮した手順、失礼のない見せ方を守ることです。
まず、お詫び菓子折りは紙袋や手提げ袋に入れたまま渡さないのが基本です。袋は持ち運びのためのものなので、相手に渡す直前に取り出し、品物本体だけを差し出します。このときは、箱の正面が相手に向くように向きを整え、両手で丁寧に渡すと、所作全体が落ち着いて見えます。つまり、基本は紙袋から出す、両手で持つ、正面を相手に向けるの3点です。
また、渡す人にも配慮が必要です。ビジネスシーンで上司と同行している場合は、原則として上席者が菓子折りを渡します。これは、個人ではなく組織としてお詫びしていることを示す意味があるためです。実際にミスをした本人は、その横で姿勢を正し、謝罪の言葉を述べる流れにすると場が整いやすくなります。
個人宅への訪問でも考え方は同じで、玄関先で慌てて差し出したり、紙袋のまま渡したりすると、誠意より雑さが目立つことがあります。
大切なのは、慌てて渡さないこと、所作を簡潔に整えること、謝罪の流れを崩さないことです。控えめで落ち着いた動きで渡すことが、正しい渡し方につながります。
お詫び菓子折りを用意していても、相手が受け取りを断ることはあります。その場合は、無理に渡そうとせず、相手の意思を尊重することが大切です。
ここで強引に差し出したり、「せめてこれだけでも」と何度も勧めたりすると、謝罪の場でさらに負担をかけてしまいます。品物を受け取ること自体が心理的な負担になることもあります。
そのため、断られたときは「かしこまりました」と受け止めたうえで、「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と丁寧に応じるのが基本です。無理に置いていかない、受け取りを迫らない、断られた事実を素直に受け止めることが、かえって誠実な対応につながります。

お詫び菓子折りを用意するときは、お菓子そのものだけでなく、のしを付けるべきか、かけ紙は必要か、表書きはどうするかまで丁寧に考えることが大切です。お詫びの場では、品物の中身がよければ十分というわけではありません。
外側の包み方や書き方にも、その人の配慮や常識が表れやすいためです。とくに謝罪の場面では、見た目の印象が先に伝わることも多く、贈答の作法を誤ると、せっかく用意した菓子折りが逆効果になるおそれもあります。
のしの扱いが不適切だと、お詫びの気持ちより形式のちぐはぐさ、場に合わない印象、配慮不足が先に目立ってしまいます。そのため、お詫び菓子折りでは、何を選ぶかに加えて、どのような形で渡すかをあわせて理解しておく必要があります。
お詫び菓子折りでは、一般的にのしは付けないとされています。その理由は、のしが本来お祝いごとや慶事の贈り物を連想させる要素だからです。謝罪やお詫びの場で華やかな印象を持つのしが付いていると、相手によっては反省の気持ちが薄い、形式だけ整えている、場面を理解していないと受け取ることがあります。
とくにビジネスの謝罪や近隣トラブルのお詫びでは、品物の豪華さよりも、まず落ち着いた姿勢と誠実な対応が求められます。そのため、お詫び菓子折りに通常ののし紙をそのまま掛ける方法は避けたほうが無難です。
お詫び菓子折りでは、のしを付けない一方で、必要に応じてのしのないかけ紙を使うことがあります。かけ紙は、品物を丁寧に整えながらも、祝儀の印象を強くしすぎないための方法です。
包装だけで渡す場合もありますが、より改まった場では、落ち着いたかけ紙を選ぶことで、礼儀を保ちつつ、お詫びの場に合った控えめさ、きちんとした印象を出しやすくなります。
使う場合は、のし飾りのないものを基本にし、必要であれば水引は紅白の結び切りを選ぶことがあります。結び切りには、同じことを繰り返さないという意味合いがあるため、お詫びの場面でも用いられることがあります。
ただし、地域差や店ごとの対応もあるため、迷ったときは無理に形式を決めつけず、百貨店や専門店の売り場で「お詫び用です」と伝えて相談するのが安心です。
表書きは、状況に応じて「御詫び」「深謝」「粗品」「御挨拶」などが使われます。もっとも直接的なのは「御詫び」ですが、場面によっては言葉が強く出ることもあるため、先方との関係やトラブルの内容に応じて選ぶ必要があります。
| 表書き | 向いている場面 | 印象 |
|---|---|---|
| 御詫び | 謝罪の意図をはっきり伝えたい場面 | もっとも直接的で分かりやすい |
| 深謝 | 改まったお詫びやビジネスの場面 | 丁寧でややかしこまった印象 |
| 粗品 | 強く謝罪色を出しすぎたくない場面 | 控えめで無難な印象 |
| 御挨拶 | 関係修復を意識した訪問時など | やわらかく角が立ちにくい |
表書きを書くときは、言葉の強さと場面の重さをそろえることが大切です。

お詫び菓子折りを選ぶときは、相手に失礼がない価格帯を意識しながら、謝罪の内容に見合った金額に整えることが大切です。安すぎる品では気持ちが軽く見えやすく、反対に高すぎる品では品物で解決しようとしている印象を与えることがあります。
そのため、お詫び菓子折りの相場は、相手に負担感を与えず、こちらの誠意も伝わりやすい範囲に収めるのが基本です。とくにビジネスの謝罪や近隣へのお詫びでは、品物そのものの豪華さよりも、場面に合った価格、受け取りやすさ、過不足のなさが重視されます。
また、価格は見栄で決めるものでも、気持ちだけで決めるものでもありません。相手との関係性、迷惑の大きさ、訪問先の人数などを考えながら、無理なく受け取ってもらえる範囲に整えることが大切です。
そのため、まずは一般的な相場を押さえたうえで、必要に応じて少し上げ下げする考え方が現実的です。
お詫び菓子折りの一般的な金額の目安は、3,000円〜5,000円前後とされることが多いです。この価格帯であれば、必要以上に大げさになりにくく、かつ手ぶらよりもきちんとした印象を持ってもらいやすいため、多くの場面で選ばれています。
軽微なミスや日常的なお詫びであれば、3,000円前後を目安に考えるとバランスが取りやすいでしょう。たとえば、近隣への騒音のお詫び、ちょっとした手違いへの謝罪、相手に大きな損失が出ていない場面などでは、必要以上に高額な品を持参しないほうが自然です。
一方で、取引先への訪問や、先方に手間や迷惑をかけたケースでは、5,000円前後を目安にすると、落ち着いた印象になりやすくなります。実際には、同じ価格帯でも内容量や包装の丁寧さで見え方は変わります。なお、価格の目安を考えるときは、単純に高いほどよいとは考えないほうが安心です。
1,000円台では軽すぎる印象になることがあり、反対に10,000円を超える品は、相手が受け取りにくく感じる場合があります。そのため、迷ったときはまず3,000円〜5,000円を基準にし、その範囲でお詫びの内容と相手の状況に合う品を探す流れが現実的です。
| 場面 | 金額の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 軽めのお詫び | 3,000円前後 | 相手に気を使わせにくく、最低限の礼を尽くしやすい価格帯 |
| 一般的なお詫び | 3,000円〜5,000円 | もっとも選ばれやすく、ビジネスでも個人間でも使いやすい |
| 重めのお詫び | 5,000円〜10,000円 | 迷惑の大きさや相手との関係性を踏まえて慎重に選ぶ |

お詫び菓子折りを選ぶときは、ただ価格や知名度だけで決めるのではなく、謝罪の場にふさわしい見た目、相手が受け取りやすい実用性、失礼になりにくい安心感の3つをそろえて考えることが大切です。
お詫びの品は、相手に喜んでもらうための贈り物というより、迷惑をかけたことに対してこちらの反省と配慮を形にして伝えるためのものです。そのため、派手さや話題性を優先すると、かえって場にそぐわない印象を与えることがあります。
一方で、無難さだけを意識しすぎて安っぽく見える菓子折りを選ぶと、気持ちが軽く見える、急いで適当に用意したように見える、誠意が伝わりにくいという受け止め方をされることもあります。
大切なのは、見た目、内容、扱いやすさのすべてにおいて、相手への配慮が感じられるお詫び菓子折りを選ぶことです。
お詫び菓子折りでは、まず見た目の印象がとても重要です。謝罪の場では、明るすぎる色使いの箱や華美なリボン、大きく目立つ装飾があるパッケージは避けたほうが無難です。
相手が箱を受け取った瞬間に感じる印象は想像以上に大きく、内容を見る前に「この場に合っているか」が判断されることも少なくありません。そのため、お詫びの品には、白・紺・グレー・ベージュなど落ち着いた色合い、装飾が控えめな化粧箱、上品で静かな印象の包装が向いています。
見た目が落ち着いていると、必要以上に華やかさが出ず、こちらが事態をきちんと受け止めていることも伝わりやすくなります。たとえば、同じ焼き菓子でも、ポップなイラスト入りの缶や季節感の強い派手なデザインより、無地に近い箱や上質感のある紙箱に入ったもののほうが、お詫び菓子折りとしては使いやすいです。和菓子でも洋菓子でもこの考え方は同じで、見た目に落ち着きがある品は、ビジネスの謝罪でも個人宅へのお詫びでも失礼になりにくい傾向があります。
お詫び菓子折りを選ぶときは、見た目だけでなく、相手が受け取ったあとに困らないかどうかも重要です。そのため、個包装で、なおかつ日持ちするお菓子を選ぶのが基本になります。
お詫びの場では、相手に気を遣わせないことが大切です。賞味期限が短い品や、開封後すぐに食べ切る必要がある品は、受け取った相手に「早く食べなければならない」という負担を与えやすくなります。
また、職場や家族で分ける場合にも、個包装でないものは扱いにくく、切り分けや取り分けの手間が増えてしまいます。その点、個包装のお菓子であれば、必要な分だけ配りやすい、衛生面でも安心感がある、相手の都合に合わせて食べてもらいやすいという利点があります。
具体的には、焼き菓子、せんべい、おかき、羊羹、ゼリーなどは候補に入りやすく、保存もしやすいため、お詫び菓子折りとして検討しやすい種類です。一方で、生クリームを多く使ったケーキや冷蔵前提の生菓子、当日中の消費が前提になる品は、相手の事情が読めない場面では避けたほうが安心です。
大切なのは種類そのものより、相手が受け取りやすい状態になっているかどうかです。
| 確認したい点 | 見るポイント | お詫び菓子折りでの考え方 |
|---|---|---|
| 個包装か | 1つずつ包まれているか、小分けしやすいか | 配りやすく、衛生面でも安心しやすい |
| 賞味期限 | 数日で切れないか、余裕があるか | 相手に急いで食べる負担をかけにくい |
| 保存方法 | 常温か、冷蔵が必要か | 突然の受け取りでも扱いやすい |
| 食べやすさ | 切り分けが必要ないか、手間が少ないか | 相手の手をわずらわせにくい |
このように、お詫び菓子折りでは「渡した瞬間の印象」だけでなく、「受け取ったあとにどう感じるか」まで考えて選ぶことが重要です。
相手に余計な手間をかけないこと自体が配慮であり、その配慮が誠意、常識、気づかいとして伝わります。

お詫び菓子折りを持参するときは、品物そのものよりも、まず謝罪の姿勢と言葉の選び方が強く見られます。そのため、菓子折りを渡す場面では、どのような表現を使うか、相手にどう受け取ってもらうかを意識することが大切です。
とくに、取引先や近隣の方、保護者同士などに対するお詫びでは、言い方ひとつで印象が変わります。大切なのは、最初にしっかり謝罪を伝えたうえで、お詫びのしるしとして菓子折りを渡す流れを守ることです。
ここでは、お詫び菓子折りを渡すときに使いやすい言葉と、避けたほうがよい言い回しを整理していきます。
お詫び菓子折りを渡すときに添える言葉は、短すぎず、飾りすぎず、謝罪の流れを崩さないものが向いています。そのうえで、「心ばかりの品ではございますが、どうぞお納めください」のように伝えると、お詫びの場にふさわしい落ち着いた印象になります。
「心ばかり」という表現には、高価なもので埋め合わせる意図はないこと、あくまでお詫びの気持ちを形にしたものであること、そして受け取るかどうかの判断を相手に委ねる姿勢がにじみます。そのため、ビジネスでも個人間でも使いやすい言い回しです。
たとえば、仕事上のミスでお詫びに伺った場合は、「このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。心ばかりの品ではございますが、どうぞお納めください」とすると、謝罪と菓子折りの流れが自然につながります。
近隣トラブルや日常の迷惑に対するお詫びであれば、「ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。ささやかではございますが、お詫びのしるしとしてお持ちしました」といった言い方も使いやすいでしょう。
また、相手が受け取りやすいようにしたい場合は、「お気持ちばかりの品ですが、お受け取りいただけましたら幸いです」と、やわらかく添える方法もあります。この表現は、受け取りを強く求めないため、相手の気持ちに配慮した印象が出やすく、お詫びの空気を乱しにくいのが利点です。
| 場面 | 添えやすい言葉 |
|---|---|
| ビジネスでのお詫び | このたびは誠に申し訳ございませんでした。心ばかりの品ではございますが、どうぞお納めください。 |
| 個人宅へのお詫び | ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。ささやかですが、お詫びのしるしとしてお持ちしました。 |
| やわらかく伝えたい場合 | お気持ちばかりの品ですが、お受け取りいただけましたら幸いです。 |
お詫び菓子折りを渡すときは、使いやすい言葉を知るだけでなく、避けたほうがよい表現も理解しておく必要があります。言い回しを間違えると、せっかく選んだ菓子折りも、誠意より形式だけが目立つことがあるためです。
まず避けたいのが、「つまらないものですが」という表現です。この言い方は贈答の場で広く使われてきた定型句ですが、お詫び菓子折りには合わないことがあります。理由は、相手に渡す品を自分からつまらないと表現すると、謝罪のしるしとして持参した品の重みまで軽く見せてしまうためです。
しかも、受け取る側からすると「つまらないものを持ってきたのか」と感じるおそれもあります。お詫びの場では、へりくだりすぎるより、丁寧で率直な表現を選ぶほうが無難です。
次に気をつけたいのが、「よかったらどうぞ」「大したものではないですが」「ほんの気持ちですので」といった、軽すぎる印象の言い回しです。これらは普段の手土産や差し入れでは使いやすい一方で、謝罪の場では空気に合わないことがあります。
迷ったときは、明るさより落ち着き、親しみより礼儀、言葉の多さより簡潔さを優先すると判断しやすくなります。
お詫びの菓子折りを選ぶときは、価格や知名度だけで決めるのではなく、謝罪の場に合う落ち着いた見た目、相手が受け取りやすい実用性、失礼になりにくい安心感をそろえて考えることが大切です。
お詫びの品は、相手を喜ばせるための華やかな贈り物というより、迷惑をかけたことに対する反省と配慮を形にして伝えるものです。そのため、派手すぎるお菓子や個性が強すぎる品よりも、幅広い年代に受け入れられやすい定番のお菓子、包装が整った上品な品、日持ちしやすく分けやすい品のほうが、お詫び菓子折りとして選びやすくなります。
たとえば、焼き菓子、羊羹、ゼリー、カステラ、おせんべいなどは、お詫びの場でも選ばれやすい代表的なお菓子です。これらは、味の好みが大きく分かれにくく、個包装の商品も多いため、取引先、個人宅、職場、近隣へのお詫びなど、さまざまな場面で使いやすいという強みがあります。
ここからは、焼き菓子、和菓子、ゼリー、おせんべいなども含めながら、お詫びの場で選びやすいこと、相手に負担をかけにくいこと、誠意が伝わりやすいことを基準に、これからお詫びの菓子折りにふさわしい品を厳選してご紹介します。
定番人気を詰め合わせた煎餅詰め合わせ18枚入り進物箱(3号箱)は、ほどよいボリューム感で渡しやすいお詫びの菓子折りです。ごま、えび、青のり、しょうゆ、ざらめ、海苔巻きなど、味の違うおかしが入っており、相手の好みに偏りにくい点も安心できるポイントです。
1枚ずつ楽しめる詰め合わせで個性がありながら、進物箱入りで見た目はきちんとしているため、お詫びの場にも使いやすい商品です。賞味期限は2~3ヶ月ほどあり、常温で保存しやすいので、受け取った相手に急いで食べる負担をかけにくいのも魅力です。手提げ袋が1箱に1つ付くため持参しやすく、職場やご家庭で分けやすい内容量なのも便利です。
堅すぎず軽すぎない価格帯で、相手に気を遣わせにくく、丁寧なお詫びの気持ちを伝えやすい菓子折りとして選びやすい一品です。

「花園万頭カステラ・ぬれ甘なつとお手玉詰合せ」は、上品な甘さと落ち着いた雰囲気を兼ね備えた和菓子ギフトです。ふんわりとした食感の花園カステラと、北海道産大納言小豆を使ったぬれ甘なつとがセットになっており、世代を問わず食べやすい定番の和菓子として安心して贈ることができます。
常温で約40日と比較的日持ちがするため、受け取る側の負担になりにくい点もお詫びの菓子折りとして選びやすいポイントです。落ち着いた和菓子の詰め合わせは、控えめで丁寧な印象を与えやすい贈り物として、職場や取引先、目上の方へのお詫びの場面でも安心して用意できる品です。
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さまざまな味の煎餅を一度に楽しめる煎餅詰め合わせ24枚入り進物箱(4号箱)は、定番の進物として安心して選べる和菓子ギフトです。醤油・ごま・えび・青のりなど風味の異なるおせんべいが詰め合わされており、香ばしい味わいを少しずつ楽しめる点が魅力です。
深川門仲せんべいをはじめ、海苔巻きや黒こしょうなど種類豊富なおせんべいが個包装で入っているため配りやすく、職場や取引先など人数がいる場面のお詫び菓子折りにも適しています。賞味期限は約2〜3ヶ月と比較的長く、常温保存が可能なので相手の負担になりにくい点もお詫びの品として安心できるポイントです。
上品な進物箱に入った詰め合わせは見た目にも落ち着きがあり、堅実で失礼のない菓子折りを探している方におすすめの一品です。

小形羊羹の詰め合わせは、落ち着いた品格を感じさせるお詫びの菓子折りとして多くの方に選ばれています。『夜の梅』『おもかげ』『新緑』『はちみつ』『和紅茶』の5種類が入った詰め合わせで、上品な甘さと伝統的な味わいを楽しめるのが魅力です。
落ち着いた化粧箱に整えられた詰め合わせはきちんとした謝意を伝えたい場面にもふさわしく、取引先や目上の方へのお詫びにも安心して用意できます。伝統の味と上品な見た目を兼ね備えた和菓子は、誠意を丁寧に伝えたいお詫びの場面で選びやすい菓子折りの一つです。
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チョコレートとカステララスクを組み合わせた独特の食感が楽しめる焼きチョコレート菓子として人気の「ノボタイル 48枚入」は、落ち着いた見た目と上品な味わいが特徴の詰め合わせギフトです。
ダークとホワイトの2種類が各24枚ずつ入っており、個包装で分けやすく清潔感がある点も魅力です。異国の石畳を思わせるクラシックなデザインは、品のある菓子折りとして幅広い年代に受け入れられやすいお菓子です。
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ユーハイムのバウムクーヘンは、定番の焼き菓子ギフトです。プレーンとチョコレートのバウムクーヘンが個包装で20個入っており、分けやすく食べやすい詰め合わせとして人気があります。乳化剤や膨張剤を使わず焼き上げた生地は、しっとりとした食感とやさしい甘さが特徴です。
控えめながら上品な印象の箱入りギフトで、相手に気を遣わせにくく誠意が伝わりやすいお詫びの品としておすすめできます。
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ネイビーカラーの上質なギフト箱に焼き菓子を詰め合わせた高級スイーツギフトとして人気のアソートアラメゾン~M~は、17袋の焼き菓子を楽しめる贅沢な詰め合わせです。
すべて個包装で仕上げられており、職場や取引先など人数の多い場所でも分けやすく清潔感がある点が大きな魅力です。きちんとした謝罪の場面でも安心して渡せる焼き菓子ギフトとしておすすめできます。
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少し気まずくなった関係をやわらげたいときや、強い謝罪というよりも、迷惑をかけたことへの心づかいを丁寧に伝えたいときには、堅苦しすぎる品よりも、ほどよく親しみがあるお菓子、相手が受け取りやすい雰囲気の品、場の空気をやわらげやすい菓子折りのほうが合うことがあります。
たとえば、職場で日常的に関わる相手へのお詫び、退職や異動の前後に気まずさを残さず気持ちを伝えたい場面、近しい関係の方に対して迷惑をかけたときなどは、必要以上に重たい印象の菓子折りを選ぶと、かえって相手に気を遣わせることもあります。
そのようなときは、定番の中にも少しやわらかさがある品、個包装で分けやすく気軽に受け取れる品、味わいに親しみがあり話題にもつながりやすい品を選ぶと、気持ちが伝わりやすくなります。もちろん、堅苦しくなりすぎないといっても、派手すぎる見た目や、お祝いを連想させる華やかすぎる商品は避けたほうが安心です。お詫びの菓子折りである以上、基本になるのは、相手に負担をかけないこと、受け取る側が構えすぎないこと、謝罪の気持ちを自然に伝えられることです。
ここからは、定番の菓子折りより少しやわらかい印象を持ちながらも、気まずさを和らげるきっかけにもなりやすい品をご紹介していきます。

小判型の瓦煎餅が入ったユーモアあふれるお菓子として人気の「これでよしなに」は、贈り物の場にさりげない笑顔を添えてくれる個性ある菓子折りです。国内産小麦粉と新鮮な卵を使い、香ばしく焼き上げた瓦せんべいは、昔ながらのやさしい甘さと素朴な味わいが特徴です。個包装になっているため配りやすく、職場や取引先など人数がいる場面でも扱いやすい点も魅力です。
小判型の瓦煎餅は、時代劇の「越後屋、おぬしも悪よのう」といった有名な場面をモチーフにしたユーモラスな演出が特徴で、箱の中にはおもちゃの小判が1枚入っている遊び心ある仕掛けもあります。見た目は面白さがありながらも、味は香ばしく軽い食感の伝統的な瓦せんべいなので、年齢を問わず食べやすいお菓子です。
日持ちは約2〜3ヶ月と長く、常温で保存できるため渡しても相手に負担をかけにくい点も安心材料です。ほどよい価格帯で用意しやすく、堅苦しくなりすぎないお詫びの場面や、関係性を和らげたいシーンでさりげない気遣いが伝わる菓子折りとして選ばれています。

「申し訳ございません」の気持ちをそのまま伝えやすいメッセージクッキーは、堅苦しくなりすぎないお詫びの場面に合わせやすいプチギフトです。パティシエが1枚ずつ丁寧に焼き上げたクッキーに、食用インクでメッセージをプリントしており、見た瞬間に気持ちが伝わりやすい点が魅力です。
個包装で配りやすく、ちょっとしたお詫びや職場での気まずさをやわらげたい場面にも使いやすい商品です。
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好きなメッセージ入りのお煎餅を2枚選べる「言葉を選ぶ2枚台紙袋」は、気持ちをことばでそのまま届けやすいプチギフトです。ご迷惑をおかけしました、など、場面に合わせて組み合わせを選べるため、堅苦しくなりすぎないお詫びの場面にも使いやすいのが魅力です。
赤い台紙袋に入った見た目も印象に残りやすく、手渡しした瞬間に気持ちが伝わりやすい仕上がりです。無料のオリジナルシールにも対応しており、さりげなく心づかいを添えたい場面にもなじみます。

好きなメッセージを入れられる特別感のある和菓子として人気の「文字入りどら焼き もじドラ」は、15文字以内の言葉をどら焼きに入れられるオリジナルスイーツです。ふんわり焼き上げた生地とやさしい甘さの小豆あんが特徴で、幅広い年代に食べやすい和菓子として親しまれています。個包装で化粧箱入りのため、贈り物としても扱いやすい点が魅力です。
このどら焼きは、表面にメッセージを入れることができるため、「申し訳ありません」「お詫びの気持ちです」など気持ちを言葉で伝えられる点が特徴です。
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猫の形をした愛らしいお菓子と気持ちが伝わる筆文字入りの組み合わせが魅力の七福にゃんべいと筆文字せんべいは、やわらかい空気で気持ちを届けたい場面に向いたギフトです。個包装で分けやすく、賞味期限も2〜3ヶ月あるため、菓子折りとしても相手に負担をかけにくい一品です。
筆文字入りのおせんべいが入っていることで、ただのお菓子ではなく気持ちを言葉でも伝えやすい点が大きな魅力です。

5種類の味を一箱で楽しめるみなくち16個入は、落ち着いた印象と親しみやすさを両立した和菓子の詰め合わせです。
黄味・栗・お茶・そば・チョコの味が入っており、相手の好みに偏りにくい点も魅力です。やさしい甘さのおまんじゅうなので、年齢を問わず受け取りやすく、お詫びの菓子折りとしても使いやすい一品です。
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かわいらしい犬柄と、ご迷惑をおかけしました、などの言葉を選べる筆文字入りの組み合わせが特徴で、受け取った相手の表情がやわらぎやすい品です。個包装で分けやすく、日持ちも約2〜3ヶ月あるため、堅苦しくなりすぎないお詫びの菓子折りとしても取り入れやすい商品です。
見た目の親しみやすさがありながら、箱入りで進物用として整っている点も魅力です。お米やたれ、塩にまでこだわり、1枚ずつ手作業で味付けされたお菓子は、単にかわいいだけでなく、味わいにもきちんとした満足感があります。

気持ちを文字で伝える筆文字入りの煎餅が特徴の「その他の筆文字」煎餅は、お詫びの気持ちをさりげなく伝えたい場面に適した菓子折りです。手書き風の筆文字デザインはやわらかい印象があり、形式ばらずに気持ちを届けられる点が魅力です。
国内産うるち米を使用し、職人が丁寧に焼き上げた香ばしい味わいのせんべいは、幅広い年代に親しまれる素朴なおいしさです。老舗が手がける安心感もあり、贈り物として選びやすい点も特徴です。大げさになりすぎない気遣いを伝える場面に適しています。
お詫び菓子折りは、謝罪の言葉を補うための品であり、主役はあくまで誠実な謝罪の姿勢です。相手への配慮が伝わるよう、落ち着いた見た目、個包装で日持ちするお菓子、場面に合った価格帯を意識して選ぶことが大切です。
門前仲町「みなとや」では、筆文字入りや進物箱入りなど、場面に合わせやすい菓子折りがそろっています。丁寧に気持ちを伝えたい方や、失礼のないお詫びの品を探している方は、みなとや公式サイトで用途に合う商品を確認してみてください。
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