節分の豆まきに落花生!?大豆じゃないの?地域で違うの?

地域で違う!?節分の豆まきは大豆派?落花生派?

節分の豆まきに利用する豆ですが、実はある地域を境に「大豆」だったり「落花生」だったりすることをご存じでしょうか?
境界線はどうやら「東北」にあるようです。東北よりも北の地域では「大豆」ではなくもっぱら「落花生」が利用されるのだといいます。
なんと、北海道、東北、信越地方ではおよそ8割以上の方が落花生を使っているらしいのです。また、九州(特に鹿児島県と宮崎県)でも3割程度の方が落花生を撒くらしいです。
peanuts_karaでは北海道・東北ではなぜ豆まきに落花生が使われるのでしょうか?
「雪の中でも落花生なら拾いやすい」「食べ物が粗末にならない」「大豆は夏の豆だが、落花生は秋冬の豆。カロリーも高いので寒い地域で好まれる」などの理由から落花生をまくようになり、それが雪の多い東北や信越地方にも広がっていったようです。
鹿児島県や宮崎県でも落花生を使う方が多いのは、「鹿児島に落花生の産地があるから」という説が有力でした。

 

そして、落花生での豆まきには次のような習慣があるそうです。
●落花生は殻付きのままでまきます。
●まいた落花生を拾い集めて食べます
大豆の場合、撒いた豆と食べる豆とは別という場合が多いのですが、落花生の場合、まくものと食べるものが一緒。
そうですね、殻付きですから中身はきれい、大きいから拾うのも簡単、小さなお子さんでもそこそこ安心。とても合理的なシステムです。

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