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【これで安心】抑えておくべき楽屋見舞いのマナーまとめ！おすすめ差し入れ商品もご紹介

楽屋見舞いに持っていく差し入れには、どのような商品が喜ばれるのでしょうか。どのタイミングで渡せばよいのか、予算はいくらくらいがよいのか、考えだすとキリがありませんね。今回は楽屋見舞いにおすすめの商品と気になるマナーをまとめてみましたので、参考にお読みください。

楽屋見舞いの定番商品と相場！

楽屋見舞いといってもさまざまです。お友達や親しい人の発表会なのか、それとも芸能プロやライブなどをおこなう玄人の楽屋見舞いなのか。楽屋見舞いに行く相手によって気持ちの準備も違えば、差し入れする商品にも気を使ってしまいます。おすすめの商品と相場は次の通りです。

	定番商品	相場
芸能プロ	ご祝儀・お菓子・花	1万円～数百万円
落語公演	ご祝儀・お菓子・花・好物の品・ T シャツ（練習着）	5千円～3万円
歌舞伎	好物の品・お菓子・花・ T シャツ（練習着）	1万円～数百万円
ライブ（プロ）	スタンド花・胡蝶蘭	5千円～1万円
発表会・舞台	ご祝儀・花・お菓子・	気を使わせない程度の手土産・ 1千円～5千円
日舞	ご祝儀・花・お菓子	5千円～2万円

定番商品には、演者やスタッフみんなで気軽につまめる個包装のお菓子が人気です。冷蔵庫や冷凍庫が楽屋にあるとは限らないため、常温で長持ちする商品を選んでください。ナイフで切り分ける商品は手間がかかるため、なるべく避けてあげたいですね。

ドリンク類を選ぶ方が多いのですが、会場によっては置き場がない、たくさんの方からいただいている場合も考えられます。ドリンク類なら、思いきってビール券にすると飲みたいときに交換できると喜ばれます。

花は会場を明るく飾ってくれるので定番ですが、期間中世話ができずに枯れてしまうことも。会場の広さによっては、スタンド花が置けない、外部からの花は持ち込み禁止かもしれません。前もって確認をしておくとお互いに安心です。

最近では稽古で使えるからとTシャツの贈り物や、リラックス効果のあるアロマなども喜ばれます。

プロ・素人別　楽屋見舞いのマナーまとめ！

楽屋見舞いはいつも応援している演者さんや、お友達の晴れの舞台を激励しにいく意味があります。｢観にきましたよ！｣｢頑張ってくださいね！｣と、気持ちを伝えるのに楽屋見舞いは最適ですね。相手に喜んでもらえるよう、楽屋見舞いで気にかけたいマナーをまとめてみます。

贈る時期によって何を差し入れるかを検討しましょう

差し入れする商品は、贈る時期に合わせたものを選ぶと喜ばれます。

初日と中日

公演の初日と中日には、期間中に食べられるお菓子やドリンクを差し入れするのがオススメです。お菓子は生物は避け、日持ちがして個包装のものが良いですね。小腹がすいたときにサッと開けて、口元を汚さないタイプが好まれます。

期間中会場を華やかに演出する、花も喜ばれるでしょう。すぐに枯れてしまわないように、置鉢の胡蝶蘭を選ばれる方が多いようです。

千秋楽

最終日にあたる千秋楽は荷物が多いため、かさばるものは避けます。例えば打ち上げに良かれと思い、アルコールやドリンク類を差し入れてしまうと、まだ会場が決まっておらず、持ち運びが大変…という可能性が考えられます。

そうなれば逆に重い荷物が増えてしまうため、ドリンク類に代わりビール券を選び渡すほうが良いかもしれませんね。

一般人の発表会のような１日で終わるイベントには

やはり荷物にならないような商品をオススメします。花であれば｢お疲れ様｣の気持ちをこめた花束や、出演者で分けられるお菓子が喜ばれるでしょうね。メッセージをいれておくなどの気遣いも素敵です。

楽屋見舞いの差し入れに熨斗（のし）はいる？

差し入れの熨斗は渡す相手に関わらず、つけておくほうがよいです。

熨斗ーあり
水引ー紅白の蝶結び（花結び）
表書きー楽屋見舞い・御祝・御部屋見舞い
千秋楽見舞い（千秋楽に限る）

こちらを参考にしてください。

正しい楽屋見舞いの渡し方

・プロ

セキュリティの面からも、必ず受付で｢〇〇さんの楽屋見舞いにきました｣と伝え、中へ通してもらうのが礼儀です。楽屋でも相手のことを考えて、長居することなく短時間で済ませてあげましょう。訪ねてくれると嬉しい気持ちもありますが、次の準備や稽古のことも気にかかっているはずです。それに、休憩もゆっくりとってもらいたいですものね。

・素人

受付があるのであればやはり、一声かけておくと安心されます。公演に行くタイミングで楽屋を伺っても良いでしょうが、話は手短にしてあげましょう。会えた嬉しさでテンションが上がり、大きな声で話してしまわないように気を付けてください。

配送するときの注意点

・プロ

会場受付もしくはファンクラブ事務局に配送のいずれかを、事前に確認しておきましょう。

・プロ、素人共通

どちらにも共通していえるのは、配送するなら公演前、公演終了後に届くようにしておくのがベストです。開演してからになると、相手側は公演の準備で大忙し、バタバタと確認作業をおこなっている可能性が考えられます。

また、華やかさをプラスする花を会場へ贈るときには、会場近くの花屋へ注文しておくと安心ですよ。会場によっては細かな決まりごとが定められているところもあります。

会場近くの花屋であれば、内情を把握している可能性が高く、アドバイスをもらえます。（外部からの差し入れの花は持ち込めないない、会場の広さを考慮してスタンド花はOK かNGかなど…）

差し入れる量はどれくらいがベストか

・プロ

差し入れの量は、渡す相手がどのような立場なのかで変わってきます。小部屋や大部屋のどちらに所属しているのか、個人、団体どちらへの差し入れなのか。

どちらにしても、食べるものならば公演期間中にみんなで分けて食べることを考え、個包装で数の多いものを選んでおけば間違いありませんね。プラスして、渡す相手の方の好みの商品もチョイスしてみてはいかがでしょうか。

・素人

訪れる公演は有料・無料のどちらですか？

有料公演に招待されているのであれば、正規のチケット代と同程度の商品を渡すのが良いでしょう。無料公演であれば2,000～5,000円位の手土産を持って、忙しくないときを見計らい、楽屋にお邪魔してみてはいかがですか。チケットをくれるということは、｢来てほしい｣の気持ちがあるからですよね。何よりも観に来てくれたことで、きっと喜んでもらえますよ！