お悔やみの菓子折り選びで参考になるマナー、おすすめ商品まとめ

お世話になった方との別れのとき、お悔やみの気持ちを込めて菓子折りを持参したいと考える人は多いものです。しかし、菓子折りはどのタイミングで送れば良いのか、どのようなことに注意すれば良いのか迷ってしまいますよね。

そこで、本記事では、お悔やみの菓子折り選びで参考になるマナーや注意点、菓子折りにおすすめの商品を紹介しています。大切な人との別れの際、菓子折りを選ぶ際にぜひ役立ててください。

お悔やみの菓子折りは「葬儀や弔問時」にお供え、または「郵送」でお送りする 

お悔やみの菓子折りは、いったいどのタイミングでご遺族に渡せば良いのでしょうか。お悔やみの菓子折りを渡すタイミングとしては、葬儀や弔問のときにお供えするか、直接訪問できない場合には郵送でお送りするのが望ましいです。

いずれの場合であっても、法事のタイミングではなく、故人が亡くなってから早い段階でお渡しするようにしましょう。葬儀のときにお供えするケースでは、ご遺族の忙しさを考えながら、葬儀の始まる前に渡すのがベターでしょう。

また、お通夜の前に弔問を行う場合では、一般的に手土産やお供え物を持参しません。したがって、お通夜や葬儀、告別式や葬儀後に弔問を行うときに、お悔やみの菓子折りを持参するようにしてください。

遠方に住んでいて直接菓子折りを持参するのが難しい場合、菓子折りを郵送することになりますが、お悔やみの気持ちやご遺族への気遣いを込めたお悔やみ状を添えます。一般的なお悔やみ状の内容や例文は、後ほど紹介します。

菓子折りを選ぶ際に気をつけること 

お悔やみの菓子折りを選ぶ際には、菓子折りを受け取る遺族側の気持ちや都合を考慮することが大切です。ここでは、お悔やみの菓子折りを選ぶときに気をつけたいことを解説します。

個包装の菓子を選ぶ

お悔やみとして受け取った菓子折りは、葬儀後にご遺族で分け合って食べることがほとんどです。そのため、包丁がないと分けられないケーキや、切ってからすぐに食べなければならない羊羹のようなものでは、ご遺族が食べにくいと感じてしまいます。

個包装されている菓子であれば、ご遺族の複数人ですぐに分け合うことや、それぞれ持ち帰って食べることが可能です。一つひとつ包装紙に包まれていて、手のひらに収まる程度のサイズであることが、お悔やみの菓子折りに望ましいと言えます。菓子に直接手で触れることがないため、衛生面でも安心です。

賞味期限が長いものにする

故人が亡くなってすぐは、菓子を食べる元気がご遺族にないことも考えられます。したがって、賞味期限が近い菓子では、早く食べなければならないというプレッシャーをご遺族に与えてしまうおそれがあります。

お悔やみの菓子折りを選ぶときには、ご遺族側のこのような事情を考えて、賞味期限がなるべく長いものにするのが良いでしょう。例えば、おせんべいや最中、個包装の羊羹であれば、賞味期限が長いことが多いためおすすめです。

また、冷蔵や冷凍が必要な菓子ではご遺族側の負担が増えてしまうため、常温保存できる菓子を選ぶようにしましょう。

入っている個数は4と9を避ける

お悔やみの菓子折りを選ぶときには、中に入っている菓子の個数に注意が必要です。「死」を思わせる4や、「苦しみ」を連想させる9などは、一般的に縁起が悪い忌み数とされています。14個入りや19個入り、9個入りなど、4や9が入っている個数の菓子は避けるのが無難です。加えて、個数だけではなく商品名にもこういった忌み数が入らないよう、注意が必要です。

また、地域によっては、葬儀や法要のお供え物では偶数を避けるというケースもあります。偶数がタブーかどうかはその地域によって異なるため、心配な場合には周囲に相談するようにしてください。

故人の好みに関連づける

お悔やみの菓子折りを選ぶときのマナーではありませんが、故人の好みに関連づけた菓子を選ぶことがご遺族への気遣いにつながる場合があります。例えば、生前に故人が好んで食べていた菓子や、好きなモチーフの菓子を渡すことで、「そういえばこんなのが好きだったよね」とご遺族側が思い出を話すきっかけになるかもしれません。

猫や犬が好きな故人であれば、それらがプリントされた菓子を選んだり、せんべいをよく食べていた故人であれば美味しいおせんべいを送るのがおすすめです。

お悔やみの菓子折りにつけるのし 

お悔やみの菓子折りには、のし紙をつけるのがマナーですが、間違ったのし紙をつけるとご遺族に対して失礼に当たるおそれがあります。

特に、弔事の場合にはお祝いをする慶事とは異なる部分があるため注意が必要です。具体的には、弔事ののし紙においては、紅白の「のし」ではなく、白黒の「水引」があるものを使います。

「のし」は、あわびを伸ばして乾燥させた縁起物とされ、古くから慶事の際の贈り物に使用されてきました。しかし弔事はお祝いごとではないため、「二度と同じようなことが起こらないように」という意味を込めた「水引」を使用します。

お通夜や葬儀など四十九日前に渡す場合、水引より上には「御霊前」「御供物」「御供」のうちいずれかを書きます。そして、水引より下には「送り主の姓名」を記入するようにしましょう。四十九日以降には、のしに書く内容が異なるため注意が必要です。

菓子折りをお送りするときのお悔やみ状 

ご遺族へ菓子折りを直接渡せない場合、菓子折りにお悔やみ状を添えて郵送します。お悔やみ状を書く時に注意すべき点や、例文を詳しく見ていきましょう。

前置きを省略して本題に入る

お悔やみ状は、故人の逝去に際して急ぎで送るものであるため、冒頭の前置きは省略していきなり本題に入るのが通例です。例えば、拝啓などの頭語や時候の挨拶は省き、「〇〇様が逝去されたと伺い、とても悲しい気持ちでいっぱいです。」のように本題に入るようにしましょう。

弔問できないことへのお詫びと気遣いを述べる

本来であれば葬儀やお通夜に出席するのが望ましいですが、やむを得ず叶わない場合、お悔やみ状を送ることになります。そのため、お悔やみ状にはなぜ弔問できないかの理由を簡潔に書くとともに、そのことへのお詫びを述べるようにしましょう。

また、お悔やみ状はご遺族に宛てる手紙のため、ご遺族への気遣いの言葉も盛り込むようにしてください。

例文

お父様が他界されたという一報をいただき、とても悲しくいまだに信じられない気持ちでおります。

お父様には生前、職場にて大変お世話になりましたが、十分にご恩をお返しすることもできないままで残念です。

本来ならすぐにでもご訪問してお悔やみ申し上げるべきところ、遠方にて葬儀に参列がかないませんこと、大変申し訳ございません。

親族の皆様はお力落としのことと存じますが、どうかご自愛ください。

なお、心ばかりのものを同封いたしましたので、御霊前にお供えいただけますよう、お願い申し上げます。

略儀ながら、書面にてお悔やみ申し上げます。

合掌

お悔やみの菓子折りならみなとやをご利用くださいませ 

みなとやは、昭和23年に東京都江東区で創業した、老舗せんべい屋です。熟練した職人が手作りで一つひとつせんべいを丁寧に焼き上げるため、大工場で作られるせんべいとは違う深い味わいが魅力です。

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ご進物煎餅詰め合わせは、みなとやの定番せんべいを詰め合わせた人気の商品です。賞味期限が2~3か月と長く、常温保存が可能なことから、ご遺族にとっても負担が少なくなると言えます。また、せんべいは個包装されているため、ご遺族で分け合いやすく持ち帰りやすい点がメリットです。26枚入りのほかに37枚入りもご用意しているため、偶数を避けたい場合にもおすすめです。

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猫型煎餅にゃんべいは、みなとやオリジナルの金型で焼き上げた、猫のシルエットのせんべいです。個包装で分けやすく、常温保存でOK、2~3か月の賞味期限となっています。生前に猫が好きだった故人のご遺族に贈れば、故人を偲ぶきっかけとなり、きっと喜ばれるはずです。

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みなとやをご利用いただいたお客様の声

ペットロス気味だった義妹に「わんべい」を贈ったら、かわいい!かわいい!と泣きながら食べていましたが、最後には笑っていました^ ^

こんな癒しの時間は、大切ですね!ありがとうございました。

 

 

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