【厳選5選】退職時に渡すお菓子はいくらが相場?

退職時には、これまでお世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えるために、菓子折りを渡すことをおすすめします。

当記事では、退職時におすすめの菓子折りや、菓子折りを選ぶポイントについて解説します。退職時にお菓子を渡す際の注意点についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

退職時に菓子折りを渡すのはマナー?

結論から言うと、退職時に菓子折りを絶対に渡さなければいけないというわけではありません。しかし、これまでお世話になった職場の人にお礼や感謝の気持ちを伝えたいのであれば、菓子折りを用意した方が良いでしょう。

特に円満退社の場合は、退職時の挨拶が非常に重要になってきます。退職する理由は人それぞれですが、どのような場合でも最後は気持ち良く退職できるように、周囲への配慮を怠らないようにしたいものです。退職時に好印象を持ってもらえれば、退職後も良好な人間関係を維持できます。

会社を辞める時に品物を配った人は「54%」

Fastaskが退職経験のある会社員を対象に行ったアンケート調査によると、会社を辞める時に品物を配ったことのある人は、全体の54%にものぼることが分かりました。つまり、会社を退職する人のうち約半数は、品物を用意しているのです。

参照:リクナビNEXT「退職時に配るお菓子の選び方と平均予算

配ったお菓子で多かった製品は?

同アンケート調査によると、退職時に配ったお菓子で多かったものは、「クッキー」「クッキー以外の焼き菓子(マドレーヌやパイなど)」「チョコレート」「せんべい」「おかき」の5つであることも判明しています。

いずれも、気軽に受け取ってもらえるお菓子として古くから人気があり、老若男女を問わず親しみやすい点が選択のポイントになったようです。

参照:リクナビNEXT「退職時に配るお菓子の選び方と平均予算

 

退職時に菓子折りを渡す範囲

退職時の菓子折りは、どの程度の関係性の人にまで渡すべきか迷ってしまいがちです。これについては、明確にルールが決められているわけではありません。

そのため、お世話になった人と自分が渡したい人に用意すれば問題ないと言えます。ここからは、退職時に菓子折りを渡す範囲を会社の規模別に紹介します。

 

大企業の場合は所属部署

大企業の場合は、所属部署の全員に渡すのがベターです。また、部署が異なる場合でも、特別にお世話になった人や親しい人の分も用意します。

また、あまりにも部署の人数が多い場合は、予算の兼ね合いで決めても問題ありません。その場合は、直属の上司、チームメンバー、同期など業務で関わりの深かった人から順に用意します。

中小企業の場合は全員

中小企業の場合は、従業員全員分の菓子折りを用意するのがおすすめです。

小さな会社であれば、業務上の接点があまりない人でも、コミュニケーションを取る機会もあるでしょう。また、中小企業では人間関係も深くなりがちなため、特定の人にのみ渡してしまうと、わだかまりを生んでしまうことも考えられます。

一方で、全員に平等に渡せば不公平感を解消することができ、気持ち良く退職できます。

 

退職時の菓子折りを選ぶポイント

退職時に渡す菓子折りは、何でも良いわけではありません。職場での食べやすさや配りやすさなどを考慮しながら選ぶ必要があります。それでは、退職時の菓子折りを選ぶポイントについて紹介します。

相場は3,000円程度

退職時に渡す菓子折りの相場は、3,000円程度です。あまりに高価なものは、かえって相手を恐縮させてしまうおそれがあるため、避けるのが無難です。また、反対に安価過ぎるものは、マナー違反にあたるため注意してください。

菓子折りを渡す人数が、10〜20人ほどの場合は、3,000円でそれなりの品物を用意できるはずです。しかし、菓子折りを渡す人数が多い場合には、相場以上の予算が必要になることもあります。

なお予算の都合上、全員分を用意するのが難しい場合には、特にお世話になった人にだけ菓子折りを渡すのもひとつの手です。個別に渡す場合は、1人あたり500円程度を目安に用意しましょう。

一つひとつ包装されているものを選ぶ

退職時の菓子折りは、一つひとつ個包装になっているタイプを選びたいものです。なぜなら、個包装のお菓子は休憩時間などそれぞれに都合の良いタイミングで食べてもらえるからです。

また、個包装であれば衛生面の心配もないため、休暇中の人や出張中の人など、渡すタイミングで不在の人にも配りやすいといった魅力があります。

さらに、各自で自由に取っていってもらったり、デスクの上に置いておいたりと、相手の都合に合わせた柔軟な配り方が可能な点も個包装ならではのメリットです。

反対に、個包装でないものや切り分けが必要なお菓子は、その場にいない人が食べられなかったり、わざわざ切り分ける手間がかかったりします。そのため、退職時の菓子折りには不向きと言えるでしょう。

賞味期限は長めのものを選ぶ

賞味期限が極端に短いものは、休暇中や出張中の人などに食べてもらえないおそれがあります。そのため、賞味期限はできるだけ長いものを選ぶことも、忘れてはならないポイントです。

理想的な賞味期限としては、1週間〜1ヶ月程度です。 せんべいやクッキー、マドレーヌなど、なるべく日持ちしやすいお菓子を選択してくださいね。

常温保存できる

退職時に渡す菓子折りは、常温保存ができるかどうかも意識して選びましょう。なぜなら、冷蔵・冷凍保存の菓子折りでは、傷んでしまうことも考えられるためです。

たとえ職場に冷蔵庫があるとしても、冷蔵庫へ取りに行かなければいけない手間や全員分の菓子折りを閉まっておくことの大変さを考慮すると、常温保存できるものがベストです。

 

退職時の菓子折りを渡す方法

退職時の菓子折りは、相手が贈り物を確認しやすい環境で渡すのもマナーです。例えば、午前中などは忙しいことが多いため、終業間際などの時間に余裕があるタイミングで渡します。

ただし、1日を通じて忙しい職場の場合は、休憩時間に渡したり、共有スペースに置いたりしても構いません。直接手渡しする場合は、お礼の気持ちを伝えた後に差し出すと良い印象を与えられます。

 

退職時にお菓子を渡す際の注意点

退職時に菓子折りを渡す際には、いくつかの注意点に気をつける必要があります。相手に失礼のないよう、ここで退職時にお菓子を渡す際の注意点について理解を深めましょう。

一人ひとりに挨拶する

退職の挨拶回りは、「直属の上司→同じ部署→他部署のお世話になった方」の順に行うのが一般的です。特に、同じ部署の人たちには、一人ひとりにきちんと挨拶をしましょう。

ただし、事情により一人ずつ挨拶をするのが難しい場合は、上司に挨拶をするタイミングで菓子折りを渡しても問題ありません。渡す際には、「皆さんでお召し上がりください」などと一言添えるとより丁寧です。

退職の理由が何であれ、挨拶する際にはネガティブな表現を使わず、お世話になった感謝の気持ちを伝えることがポイントです。

職位の高い人から順に挨拶する

菓子折りを渡すときは、職位の高い人から順に挨拶するようにしましょう。もし上司が不在の場合は、お菓子をデスクの見えるところに置いても構いません。その場合には、手紙に感謝のメッセージを書いておきましょう。

上司に挨拶が済んだら、同じ部署の人やお世話になった人に挨拶をします。ただし、相手の仕事の進み具合などを確認しながら、迷惑にならないように声を掛けるのがポイントです。

また勤務時間内に渡せない人がいる場合は、上司のときと同様、お菓子と一緒に手紙を置いておくか、近くの席の人に伝言をお願いしましょう。

のしは必ずしも必要ではない

退職時に渡す菓子折りは、基本的に包装があればのしをつける必要はありません。のしをつける場合は、紅白蝶結びの水引を選び、水引の上に「御礼」もしくは「感謝」と記します。さらにその下に、名字もしくはフルネームで名前を記載します。

 

退職時の菓子折りおすすめ5選

ここからは、退職時の菓子折りとしておすすめの商品を厳選して5つ紹介します。いずれも人気のお菓子ですので、ぜひ参考にしてみてください。

【みなとや】お世話になりましたせんべい(30枚入り)

退職時には、これまでお世話になった職場の人に感謝の気持ちを伝えて、笑顔でお別れをしたいものです。そのような場面にピッタリの商品が、昭和23年創業の老舗せんべい店「みなとや」の「お世話になりましたせんべい(30枚入り)」です。

書道家が心を込めて書いた「お世話になりました」の文字は、目にした瞬間から気持ちが相手にダイレクトに伝わります。また、昔ながらの製法にこだわって作ったせんべいは、「サクッとした食感と口いっぱいに広がる香ばしい醤油の香りがたまらない!」と定評があります。

また、軽くて持ち運びがしやすいうえに長期の常温保存も可能であるため、退職時の菓子折りとして最適です。賞味期限は季節によって変動するものの、最低でも1ヶ月あるため、期限を気にせず安心して渡すことができます。

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【花咲かりん】花咲かりん 5種10個

花咲かりんでは、可愛らしいお花の形をしたかりんとうを多数販売しています。なかでも人気商品の「花咲かりん 5種10個」は、花咲かりんの一押し商品をバラエティ豊かに詰め合わせたギフトセットとなっています。

花咲かりんのかりんとうは、全て国産の粉と菜種油から作られています。また、色付けは着色料不使用で、ほうれん草やかぼちゃといった国産野菜のピューレを使用しています。原材料やオーガニックにこだわりのある方でも安心です。上質の素材と、職人の丁寧な手作業により作られたかりんとうは、油っこさは一切感じられず、パリッと良い歯応えに仕上がっています。

▼【花咲かりん】花咲かりん 5種10個

 

【ダロワイヨ】季節のマカロン入り詰め合わせ(18個入)

1802年創業の高級菓子店ダロワイヨからは、「季節のマカロン入り詰め合わせ(18個入)」を紹介します。

ダロワイヨのマカロンは、外側はカリッとしていて、中は柔らかく上品な味わいが特徴です。素材の良さを最大級まで引き出した独自の製法で作られたクリームは、味が濃すぎないため、マカロンの純粋な風味やコクが楽しめます。

味は、「シトロン」「あまおう」「テ ヴェール(宇治抹茶)」「ショコラ」「フランボワーズ」「ピスターシュ」「カシス ヴァニーユ」「スイートポテト」「テ オ レ」の9種類をご用意。定番の味から、季節ならではのフレーバーまで豊富に取り揃っているため、退職時の菓子折りとしてよろこんでもらえること間違いなしです。

▼【ダロワイヨ】季節のマカロン入り詰め合わせ(18個入)

 

【ザ・メープルマニア】メープルバタークッキー32枚入

ザ・メープルマニアの「メープルバタークッキー」は、JR東日本おみやげグランプリ2023にて総合グランプリに選ばれた大変人気の商品です。

サクサクと軽い食感のメープルバタークッキー生地には、メープルシュガーがふんだんに使用されています。また、クッキーにサンドされているチョコレートは、クッキーの濃く深い味わいを最大限に引き出すため、あえてシンプルなバター風味のものを使用。しっかりとメープルの甘みを感じられるけれど甘すぎない、絶妙なバランスの良さが魅力となっています。

▼【ザ・メープルマニア】メープルバタークッキー32枚入

 

【YOKU MOKU】【48本入り】シガール

こちらは、有名洋菓子店YOKU MOKUを代表するお菓子「シガール」の48本入り商品です。

シガールは、バターの深い味わいと、サクサクっとした軽い食感が魅力です。薄いクッキー生地を二層三層と重ねることにより、溶けるような口当たりの良さを感じられます。

賞味期限は発送日から40日以上の商品をお届けしてもらえて、常温保存も可能です。季節やシーンを問わず、何度貰ってもうれしい定番のアイテムを、退職時にお世話になった人に渡したい方にピッタリです。

▼【YOKU MOKU】【48本入り】シガール

 

まとめ

今回は、退職時におすすめの菓子折りや菓子折りを選ぶポイント、退職の挨拶をする際の注意点についてお伝えしました。

退職時の菓子折りは、賞味期限や保存方法に注意して、みんなによろこんでもらいやすい王道の商品を贈るのがおすすめです。これまでお世話になった職場の人に挨拶する最後の機会だからこそ、感謝の気持ちが伝わるお菓子を渡して、気持ちよく新しいスタートを切りましょう。

みなとやでは、退職祝いの菓子折りにピッタリなお菓子を多数ご用意しています。ご希望のお客様からは、お好きなメッセージを自由に入れられるオリジナルシールの作成も承っています。自分の名前などを入れることで、より強く感謝の気持ちを伝えられますので、ぜひご利用ください。

 

 

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